売れ残り居残る

​​新入りを冷ややかに見る・・・ように見えるカッパちゃん​​
 シルバー文鳥レイの兄の妻は、繁殖の鬼であった。多産で育雛が上手い。育雛の際は人の手で引きずり出されない限り、ツボ巣から出ようとしなかった。
 その繁殖の鬼が、正午頃には開口呼吸(鳴き声を漏らしつつパクパク開閉する)をしていた。過去の経験上、一目でダメだとは思ったのだが、保温と保湿に勤めた。しかし、午後6時には亡くなってしまった。
 産卵後の急変だったようで、床には卵が一つ落ちていた。つまり、卵づまりではない。おそらく、度重なる産卵と育雛で徐々に心臓に孵化がかかってしまい、産卵を契機に症状が顕著に露わになったのではないかと思う。つまり、突発性心疾患。
 繁殖と言う点では、とても優秀な性質の持ち主だったので、子孫を残したい。目論見としては、春頃に卵が生まれたら、それを親まかせにして繁殖の後継ぎとして育ててもらう、であったが、これは実現しなかった。ところが、現在、キャンセルにより売れ残った彼女の子供が1羽いた。
 そこで、このヒナ↑をウチに残すことにした。今のところ、ヘイスケ系のウチの子たちと違って、おとなしく、素直なヒナだ。
 名前は・・・キャンセルだからキャン?否、売れ残りっ子なので、ウノと呼ぶことにした。全国の宇野さんの抗議は一切受け付けない。

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