十姉妹はかわいいけれど

​文鳥に混じって行動するオコメちゃん​♂​
 「日本学術会議会員」などと名詞に書いて喜んでいるだけで、その程度が知れると、私は昔から思っていたが、それにしても、あんなものに10億円も国費を投じている事実を今さらに知って驚いた。それは、総理主催の桜を見る会なるものが、その存在は毎年季節的行事としてマスコミが報道するので知っていたが、何万人も招待客がいることを知って呆れ果てたのと、まったく同様である。
 無意味、無駄、前例踏襲どころか再生産で膨張しているのに気づかない。間抜けにも、招待客が多い方が良いと思いこんで、怪しげな連中にまで招待状を送ったり、政府に実効性のある提言をするシンクタンク的役割を求めて出費しているのに、実際は、批判だけで創造性の欠如した世間知らずのバカ学者に名誉職を与えるだけになっている。この際、すべて、改めていただきたい。
 なお、学術会議がどういったものか、東京大学准教授で多才に活躍される音楽家の伊東乾氏が「告発」されている(​『日本学術会議、いっそ改組されたら?』​)。このような意見も多いのである。
 さて、十姉妹のオコメ。
 このセミのように小さい生き物は、手の中でなでくりまわされるのが好きで、カゴに帰る際は、定位置(十姉妹軍団のカゴの上)に留まって、捕獲されるのを待つ。捕まりたいのである。ところが、指や手を差し出せば逃げてしまう。これが文鳥と大きく異なる点といえる(ウチの十姉妹に限った話かもしれないのだが)。
 十姉妹は小さくてかわいいのだが、手や指の上に乗って、さらには手の中に潜りこんでくる文鳥とはかなり違って、愛情表現としてはわかりにくいかもしれない。・・・やはり、手乗りの適性としては、文鳥の方が上手だろう、と思う。

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