目つぶりナカちゃん
ヨーロッパ十姉妹のナカは、幼い頃から片目をつぶる癖?があり、長じては、両目をつぶることが多くなった。何か障害があるのかもしれないが、目を開けていることもあり、その時は、特に異常は感じられない。
このナカは、産卵しない我が家の十姉妹の中で唯一産卵をする。産卵をすれば抱卵もするが、ツボ巣を独占して、抱卵に非協力な十姉妹を両目をつぶったまま撃退する。その様子は、まさに勝新太郎演じる座頭市だ。したがって、座頭ナカと呼ばれるのだが・・・。
このナカは、産卵しない我が家の十姉妹の中で唯一産卵をする。産卵をすれば抱卵もするが、ツボ巣を独占して、抱卵に非協力な十姉妹を両目をつぶったまま撃退する。その様子は、まさに勝新太郎演じる座頭市だ。したがって、座頭ナカと呼ばれるのだが・・・。
で、ウンチクなわけである。
本来、座頭は盲人(「目の不自由な人」、このような表現をした方がよほど差別的だと個人的には思う)の男性を呼ぶのに用いられた言葉で(元々は盲人の社会組織上の階級名称)、盲人の専門職とされた按摩を呼ぶ時に使われるなどしていた。
となれば、目が見えないわけではない、という根本的な問題を別にしても、メスのナカには不適当かもしれぬ。やはり、女性の場合は、辻立ちで三味線などを披露する旅芸者となる盲人の瞽女(ごぜ)が妥当なはずである。しかし、三味線はともかく唄うこともなく、ツボ巣に近づく者をつつくだけなので、ナカちゃんには瞽女様のイメージはない。
本来、座頭は盲人(「目の不自由な人」、このような表現をした方がよほど差別的だと個人的には思う)の男性を呼ぶのに用いられた言葉で(元々は盲人の社会組織上の階級名称)、盲人の専門職とされた按摩を呼ぶ時に使われるなどしていた。
となれば、目が見えないわけではない、という根本的な問題を別にしても、メスのナカには不適当かもしれぬ。やはり、女性の場合は、辻立ちで三味線などを披露する旅芸者となる盲人の瞽女(ごぜ)が妥当なはずである。しかし、三味線はともかく唄うこともなく、ツボ巣に近づく者をつつくだけなので、ナカちゃんには瞽女様のイメージはない。
産卵すると狂暴になって座頭ナカちゃんになってしまい、それを受けて夫だか手下だかのルン太(和十姉妹)が執拗に追い掛け回すような事態となってしまう。そこで、卵は早々に撤去するのだが、産卵周期が早まって体に負担にならないか、心配になる(今のところ、撤去後も産卵を即再開するようなことはない)。
この際、ナカには繁殖に専念してもらうのも手か・・・。しかし、そうなると、室内放鳥に参加しづらくなるはずで、それは何よりかわいそうだ。・・・。とりあえず、現状のままとしよう。
この際、ナカには繁殖に専念してもらうのも手か・・・。しかし、そうなると、室内放鳥に参加しづらくなるはずで、それは何よりかわいそうだ。・・・。とりあえず、現状のままとしよう。
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