「手のひら天使」続く

​ファスナーのタグに群れる天使たち​​

 宿泊部屋の居残り2羽と「オノコ」は、いまだに手のひらで遊ぶのが好きな天使だ。今まで、居残るのは良いとしても、「文鳥団地」の生活では、手に乗らない手乗りになってしまうのが悩みだったが・・・、ようするに、私の育て方は正しいのだ。野生化するのは30羽もの軍団の魔力に他なるまい。
 翻って、チェーン店K(といちおう名指しはやめておくか)で買ってきた当初は手乗りだった文鳥が、↑と同じ環境でみんな手に乗らなくなった現象はどのように説明すべきだろうか?やはり、「奴隷解放」ではなかろうか。かのチェーン店では、クリッピングにより飛翔能力を奪ったうえで、生後2カ月を過ぎても手でつかんでのパウダーフードのポンプ給餌を続け、これにより従順にさせているのだが、抑圧されている気分、今風に言えばトラウマが残れば、自由になると手を避けるようになってしまうのは自然と言える。
 余計なことをせず、昔ながらにいい加減に育ててくれた方が、チバちゃん(チェーン店『東葛』)のように、はるかにベタなれの手乗り文鳥の「素材」としては優れていると言えよう。
 ・・・・・・・と言う事は、チェーン店Kで売れ残っているヒナをおとな買いして、必要な性別以外は売ってしまうという、「サルベージ作戦」は考えものだ。だが、トラウマのせいで手には乗らなくても、人慣れはしているし、はっきりとした虐待を受けておびえているわけではないから、繁殖目的としては悪くないのではなかろうか。確かに、トダちゃんもシノちゃんも手には乗らなくなったが、良い子だ。・・・おとな買いする機会もあるかもしれないので、お金を貯めておきたいなぁ。

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