フック母になる

​​君ら誰の子だね?​​
 「~ちゃん」は、昔、小森のおばちゃま、という、映画評論などもする芸能人がいたように、「さま(様)」→「ちゃま」→「ちゃん」と転訛したものだろう。「さま」は「さん」とも転訛し、「たん」もそれから派生した接尾語かと思える。
 では、「~りん」も「さん」から派生したものなのか?しかし、「さ」と「た」はともにあ段(あかさたな・・・)で発音の上で類似していると言えようが、「り」はい段(いきしちに~)で、異質である。
 そこで、私は考えた。これは、外国語から引っ張ってきたのだ、と。つまり、英語のダーリンの「リン」、中国語の鈴の音「リン」・・・。
 ダーリンと言ったら、伴侶の一方、最愛の人の呼称として、日本でもかなり知られている。マンガでアニメでもある『うる星やつら』のラムちゃんが、主人公のことを「ダーリン」と連呼していたのは1980年代である。そして、1970年代のテレビでは、「リンリンランランりゅーえん!」と、香港出身の双子姉妹リンリンとランランのCMソングが繰り返し繰り返し流されているので、リンが何となくかわいらしいものに付ける接尾語となるべく、日本人は洗脳されたのであろう・・・。
 そんなことは、どうだっていいんだよ!
 年末年始の飼い主の虚を突いた孵化ラッシュ、クワァ&ヒサの子が4羽いたのに画像↓解析で気づいたくらいは驚かないが、ふと、撮影したフックのツボ巣が↑の状態だったのには腰を抜かした。さほど熱心に抱卵していなかったので、また気まぐれで産んだ無精卵だろうと見逃していたのだが・・・。
 母はフックだが、父は誰だ?ジョーと同居しているが、お互い「空気」状態だ。フックが交尾するとすれば、隣カゴのすかしたマツだけ。となれば、マツが父の可能性が高い。
 問題は、ひとり親で、しかも父ではない「空気」がいる環境で、育雛できるか、である。難しいのではなかろうか。余計なことはせずに、見守りたい。

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