文鳥は排除の論理

​​​隣の家の粟穂をむさぼる十姉妹たち​​​
 昼は鳥カゴで生活するようになったトム。隣は十姉妹一家である。
 で、当然のように、十姉妹軍団が中に入り込んで、好き勝手に食べ漁るのだが、トムはやはり文鳥だ。しっかり、嫌いな子を見わけて威嚇していた。具体的には、パッパが近くに来ると大喜びし、ルンとカッパには反応せず、「マル」「ナカ」は警戒し、オボン・コボンには威嚇して追い払おうとしていたのである。
 これは、早くもパッパに恋愛感情を持ち、パッパとは比較的に疎遠な関係にある「年長組」を敵視しているのかもしれない。この反応は、一途な夫婦愛を特徴とする文鳥らしい心理のように思われる(↓はバカップル風味のセツ&デッカ夫婦)。愛する相手以外は排除するのである。
 種の壁を乗り越えた恋愛感情がどのように進展するのか、興味深いところだ。

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