不良娘、ちょっと更生

​​久々にテーブルに降りてきたフック​​
 「へそ曲がりフック」、姿かたちは美しいのだが、手乗り、それも無茶苦茶かわいがられて育ったにもかかわらず手に乗らなくなり、さらには捕まえることも出来なくなり、ついには、飛べない鳥にさせられた文鳥である。
 風切り羽をほとんどすべて抜かれ飛べなくなったフックは、やむを得ず、飼い主の指に止まって送迎されるようになったが、その際テーブルではなく頭上を好み、飛べるようになってからも、テーブルの上に降りるのを忘れていた(とにかく変な子なのである)。
 それが今夜、降りてきて、トウモロコシを食べてくれた。
 この間、長かった。飛べるようになると、また帰宅拒否になったが、捕まえず、あくまでも指に乗って帰るのを習慣化させ、それが出来るようになると、昼間の短時間放鳥にも出して、指に乗って帰ることを繰り返した。
 この更生プログラムはしんどい。また、へそ曲がりにならぬように願うばかりだ。

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