憎まれっ子世にはばかる

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　アメリカ合衆国のミスタープレジデント、大統領閣下であるドナルド・トランプ氏は、人種差別感情を多分に含むヘイトスピーチにより移民の排斥を吹聴し続けてきた。結果、その扇動に踊らされた気配濃厚の馬鹿者が銃の乱射事件を繰り返すようになり、現在、アメリカ社会の根底が揺らぎ始めたかのようだ。しかし、これで銃規制が進めば、猛毒も時として薬になったとも言えよう。
　そして、来年は大統領選だ。前回は、​目障りな婆さんと耳障りな爺さん​の争いで、テレビ画面に映されるあざとい偽善に辟易したアメリカ国民は耳障りな方を選んで、公において下品な本音が表出するおぞましさを思い知らされることになった。しかし、その扇動政治の恐ろしさを客観視せず、本音トークに聞こえる率直さが感情的に好まれないとも限らない。憎まれっ子は世にはばかるものなのである。
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　で、我が家の憎まれっ子ちゃんのタネだが、夫イブに先立たれ、さらに（仲が良かったわけではないものの）同居していたガイにも先立たれ、最近、めっきり老け込んでしまった。
　2011年晩秋、まだ東日本大震災の余震が頻発する中、ペアとして売られていたサカ坊を一方的につつきのめしつつ我が家にやって来てから、８年近くの星霜を経たわけだ。となれば、現在９歳以上なので、老け込むのもやむを得まいが・・・。
　換羽にはいっただけで終われば元気になる可能性もあるが、どうだろう？さらなるバリアフリー化などに備えつつ注視したい。