ガイの水浴び

​​久々に水浴びをするガイ​​
 文鳥と十姉妹の間の『文十』や、ラバと馬の間のロバ、ヒョウ(レオパード)とライオンの間のレオポンなどなど、異種間交雑では不妊性になってしまい、子孫が残せなくなることが多いのだが、より近縁種の交雑は自然界でも人工的にもより起きやすく、進化や品種改良の上で必要なものと言える。
 例えば、文鳥の近縁種のチモール文鳥は茶色で『文十』の姿と共通した部分があるが、無責任にテキトーな想像するなら、文鳥の先祖がチモール島に進出し、十姉妹の先祖と異種間交雑して、よりチモール島で生存しやすく進化したのかもしれない。
 十姉妹は、混ぜるのが大好きな日本人が、いろいろな小鳥を分け隔てなく交雑させてしまった結果、先祖が何だったのか分からずないようなことにもなった。つまり、十姉妹はハイブリッドによる飼育種なのである(それを先祖返りさせる方向で品種改良したのがヨーロッパ十姉妹であり、日本の「一色もの」かと思う)。
 個人的には、ハイブリッドは不自然に思えて嫌だが、冷静に考えると、いろいろと言えようか。
 それはともかく、この子↑だ。老け込んでしまい飛翔能力が無くなり、換羽だが水浴びも羽繕いもできなかったが(そこで飼い主がテキトーにむしっちゃうのである)、今晩、突如として卓上水浴びを始めた。
 これで、少しは若さを取り戻してもらいたい。
 ↓はヒナたち。
 とりあず、白い方を差し餌する準備をしなければならない。黒い子は、『文鳥団地』の環境で親まかせにするとどうなるかのモデルケースとなってもらうつもりだが、ノビィに換羽の兆しがあるので、一緒に手乗りにすることになるかもしれない。微妙なところだ。

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