素敵な「汚れ白」

​​​コビィの背中の「汚れ白」​​​
 スクールバスの小学生が襲われた川崎の登戸は、若い頃徘徊していた地域なので、駅の北で事件があったと聞いた時は、「北は川(多摩川)しかないだろ!?」などと思った。正解は西北、土地の感覚としては西側の地域であった。
 育ちの良い子たちのスクールバスの乗り場の光景も、毎日のように見ていた時期があり、個人的にはなつかしい。それは、小田急の別の駅のほど近くに似たような学校のスクールバスの乗り場だったが、そこで子供たちがバスを待っていたり乗り込んでいる横を徒歩通勤していたのである。その際は、そこらのサルガキと違って、育ちの良い子たちはお行儀が良くて大したものだと感心するばかりであった(ちゃんと整列してバカ騒ぎをせずにおしゃべりしているわけだ)。どうして、あのようなヒヨッ子を殺意の対象に選べるのだろうか。理解したくない。
 どうしたら防げるか・・・。時間は決まっているのだから、お巡りさんが巡回すべきだろう。
 それで「汚れ白」。これは、白犬が多い日本犬の紀州犬の中で、背中などが茶がかった色合いで純白ではない個体に用いられるらしい専門用語・・・と記憶している。その専門用語を、白文鳥、特に弥富の白文鳥で、有色羽毛が残っている個体についての表現として、私が勝手に使ってしまったわけだが、汚れていたほうが奥ゆかしいのだ、といった思想があるので、本人は悪い意味では用いていない。
 純白でない、ちょっとした欠点はアクセントとなって、かえって魅力的ではないか?現在のコビィは、背中の灰色部分の中央が白くなりちょっと変わった模様になりつつあるが・・・、素晴らしい。
 今後どう変わっていくのか、年々歳々愉しみだ。

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