昔の表現は怖い眼

​​男前のヒィロ♀​​
 ヒィロはかわいいなぁ・・・。と親バカな感情を押さえ込んで、冷静に見れば、目つきは怖いのである。これはヒィロに限らず、虹彩(全体のやや薄い部分)と瞳孔(中央の黒い部分)の色の違いが強調されると、みな怖い目つきになる。
 今現在の文鳥、否、おそらく人間も含め動物に対する一般的イメージは、概ね「かわいい」なので、この虹彩と瞳孔の色の相違を無視し、全体を真っ黒にして光の反射を白く表現されたりする(つまり黒目にお星さま)。
 しかし、昔の動物に対する表現は逆で、この虹彩と瞳孔の識別が強調され、絵画での動物の目つきは、怖いものになっている。例えば、↓はウチのトイレにある銅細工だが、わりと古いものらしく(高価で高級なものではない。念のため)、目つきはかわいらしくない。
 ・・・昔の人は、ストロボ撮影をするわけでもないのに、よく見ているものだと感心する。

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