売れ残れば朱に交わって

​​紅八朔をむさぼるヒデとそれを見つめるキミョー​​
 本日、「コバ」「キッカ」を分譲し、毛利三兄弟は「モーリ」のみが残された。
 ・・・、戦国武将にちなんだと言えば、↑のヒデは豊臣秀吉、その夫のキミョーは、織田信忠の幼名奇妙丸に由来したネーミングだ。
 となると、「モーリ」はヒデのように売れ残り居残るのか?だが、性格がおっとりしているので(あくまでも今のところ・・・)、手に乗らない手乗り文鳥になってしまい、手乗り文鳥として分譲不可能になったヒデ・ココのようには、たぶんならないだろう。
 大きくなった手乗り文鳥というのは、おそろしく難しく、商品には成り得ない。同じように育てても、ベタ馴れの子もいれば、突如手に乗らなくなる子もいるのである。これが、マンツーマンなり少数羽飼育なら、未然に防げるように思うのだが、集団の中にいては、他の文鳥との付き合いもあり、飼い主との関係に頓着しない、といったことにもなる。
 そもそも、ベタ馴れで手に握れる手乗り文鳥とは、飼い主を恋ビト(浮気相手を含む)と認識しているわけで、つまり飼い主を粉として認識した上での甘えるのだから、赤の他人がそれに成り代わろうとしても、「あんたちがう~」とされるのが当然なのである。
 ともあれ、そろそろ「モーリ」くんには、『文鳥団地』での生活を味わってもらおうかと思う。

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