![](/image/a843feaad2763d4247bfafbbad08c9e601153b8b.80.2.9.2.jpeg)
亡くなった時のことは考えないようにする飼い主が多いものながら、考えようとまったく考えなかろうと、それは起きるものだと、嫌でも理解してしまうと、老衰すればその結果を先回りして当たり前に思えてしまう。
サカ爺ちゃん、サカ坊は、2011年11月、と言えば、東日本大震災の余震が治まりきらぬ頃に我が家にやって来た。横浜の『サカタのタネ』のガーデンセンター内にあったペットショップで、タネとつがいとして売られていたのだが、換羽中で血色も悪くみすぼらしかったためか、店員さんにはメス扱いされていて、「妻」タネには徹底的に嫌われ、カゴの隅で小さくなっていたものである。
どこかのおじさんから、人のおやつ(おせんべい)など与えられながら生活していたらしい彼は、飼い主の口笛に魅了され、襟元にしがみつき聞き惚れてくれる、実にかわいいが鬱陶しく目つきがとろ~んとして気色悪い文鳥となった。
飼い主に一途かと思われたが、なぜか禿げて世にも珍しいモヒカンスタイルの文鳥となっていたケコに好意を抱いて、夫婦となって子を成した(変な夫婦の子はキミョーな顔をしていた)。その妻に先立たれた後、今度は姿かたちは整っていた若いメス(ガイ、性格はそそっかしく変わった子)に言い寄って夫婦となって、今日に至っている。彼の「趣味」はよくわからない。
羽毛が逆立って汚れてしまうようになり、それでも長生きしてもらいたいものだが、いろいろあってこの家での生活を満喫したように思われ彼の場合は、体の動くうちに往生した方が良いようにも思えてしまう。いずれにせよ、口笛を吹いて送りたいものである。
サカ爺ちゃん、サカ坊は、2011年11月、と言えば、東日本大震災の余震が治まりきらぬ頃に我が家にやって来た。横浜の『サカタのタネ』のガーデンセンター内にあったペットショップで、タネとつがいとして売られていたのだが、換羽中で血色も悪くみすぼらしかったためか、店員さんにはメス扱いされていて、「妻」タネには徹底的に嫌われ、カゴの隅で小さくなっていたものである。
どこかのおじさんから、人のおやつ(おせんべい)など与えられながら生活していたらしい彼は、飼い主の口笛に魅了され、襟元にしがみつき聞き惚れてくれる、実にかわいいが鬱陶しく目つきがとろ~んとして気色悪い文鳥となった。
飼い主に一途かと思われたが、なぜか禿げて世にも珍しいモヒカンスタイルの文鳥となっていたケコに好意を抱いて、夫婦となって子を成した(変な夫婦の子はキミョーな顔をしていた)。その妻に先立たれた後、今度は姿かたちは整っていた若いメス(ガイ、性格はそそっかしく変わった子)に言い寄って夫婦となって、今日に至っている。彼の「趣味」はよくわからない。
羽毛が逆立って汚れてしまうようになり、それでも長生きしてもらいたいものだが、いろいろあってこの家での生活を満喫したように思われ彼の場合は、体の動くうちに往生した方が良いようにも思えてしまう。いずれにせよ、口笛を吹いて送りたいものである。
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