さっちゃんはさち子ちゃんか?
オスの手乗り文鳥が欲しい!などといとも簡単に言ってくる人も多く、その理由として、メスは産卵して危ないって聞いたから、などとする。
そのように手乗り文鳥に対する男女差別論者は、すべからく「文鳥道不覚悟であ~る!!」と私は思っている。生後2、3か月経たなければ性別が分からない生き物を、差し餌までして丹精に育てたら、メスもオスも鰯の頭も無いのである。オスがいい、とか、メスがいい、でなく、この子がいい、となるのが当たり前ではないか。
産卵は危険で、かわいがれば発情し産卵するから怖い、などと言うのは、この際はっきり言ってしまえば、家庭での飼育と繁殖場での畜産の区別がつかなかった者の、戯言に近い無責任な思い込みに過ぎない。
もちろん、文鳥は卵詰まりを起こしやすい生き物なのは事実だが、それで死んでしまうのは、ケージに閉じ込め運動不足の文鳥が栄養不足のまま産卵を促進された場合にほぼ限られる。家庭内で毎日ケージから出して遊ぶような文鳥なら、朝、気分が悪そうでも、昼までには産むことがはるかに多い。
手のひらに入れて頭をなでると交尾したものとして産卵してしまうのを心配するが、メスだからこそ、そういったシチュエーションを好むわけで、つまりは、握り文鳥は、メスならでは可能なのである。それで産卵するのは生理現象であり、わざわざ産卵を誘発することはないが、産むなら産むで「旦那」として責任を果たせば良い。栄養や運動に気を配り、万一の際の飼い主としての対処をしっかり考えて準備しておく、だけのことである。
で、ウチの自慢のヒナたち。本来なら、メスでオールOK!だが、今回は男女比に偏りがあり、オスを求めることになっている。実に不本意なのだ。
↑は、やはりメスかな?気がもめる。
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