最初は自分で育てないとね

​​甘えるようになってきた「タロ」「ジロ」​​
 小鳥飼育が衰退している昨今、文鳥の愛好者を増やしたいものだが、飼育初心者にひとり餌になった手乗り文鳥を渡すのは避けた方が良いと、考えるようになった。文鳥と言う生き物をまるで実感として理解しないで飼育を始めれば、あまり良いことはないと思う。
 生まれ育った環境から、まったく違った環境に、突如として身を置かねばならない文鳥のことを考えれば、なるべく前環境に合わせねばならないが、そもそもそういった配慮など、初心者に期待するのは難しい。幼い文鳥と触れてその命を守る努力をして、実践で飼い主としての自覚を培うべきだろう。
 一方で、それは幼いうちに人工飼育に移し、鳥としての社会性を身に付けさせられないマイナス面も合わせ持っている。ひとり餌が遅くなったり、文鳥を仲間、恋愛対象として認知できなかったり、そういった弊害もあるわけだ。
 犬の場合なら、あまり幼くして親元から引き離すべきではないだろう。しかし、文鳥となると、遅ければ、そもそも手乗りにならないし、より飼い主との関係は文鳥側から見て重要不可欠なものになるので(恋ビト・伴侶と認識して愛する。犬は群れのリーダーとして飼い主を認識して従う)、幼い段階から育てることで飼い主側の自覚を育てることになる。・・・難しいところだ。
 それはさておき、ヒナたちは元気↑。分譲を中止したミト・マツの第三子サッチも元気↓。・・・ぬいぐるみを蹴散らしたか。母系(アラシ→ミト)の影響が強まりそうで、楽しみかつ警戒しないといけない。

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