15代でもいろいろ


 サッカー日本代表は見事だったが、それはさておき、赤むけイモムシのヒナが2羽になっていた。あと1個有精卵が残っているはずだが、明日まで様子を見て、孵化していなければ托卵の予定だ。
 さて、我が家の文鳥たちの系譜、その「本流」部分をさかのぼっていくと次のようになる。
 画像のヒナたち→母フィン→母ガイ→母トミ→母イッツ→父イブ→父テン→父キュー→父ヤッチ→父ゲン→母セーヤ→父オマケ→父ガブ→母クル→母チビ→父ヘイスケ
 女系男系の区別はしないが、それでもひとりっ子の多い中で、直系が15、16代目まで断絶しなかったのは、かなり幸運に恵まれた結果のように思われる。
 ところで15代目まで続いたと言えば徳川将軍家だが、これは家の当主を代々数えるものなので、親子関係で直系が15代つながっているわけではない。例えば、最後の将軍として有名な15代将軍の慶喜は、水戸徳川家の出身なので、2から15代の将軍とは血縁関係が極めて希薄だ。試みに父系をたどれば次のような知らない名前が連なっていて(先祖の将軍は家康だけ)、家康から数えると11代目にとどまる。
 15代目慶喜→斉昭→治紀→治保→宗翰→宗堯→頼豊→頼侯→頼重→頼房→家康
 年齢は慶喜より下だが、養父の位置づけになってしまう14代将軍家茂は、祖父が11代家斉、その先祖が8代吉宗で、家康からは9代目と血縁的には、慶喜よりもはるかに徳川宗家を継ぐにふさわしい(ただし、御三家の紀州藩主、一方の慶喜は御三卿の一橋の当主なので、家の親疎としては慶喜の方が将軍の地位に近い)。つまり、遠い親戚を含めて養子を多用して家を存続させており、直系の代重ねとは趣が異なっていると言えよう。
 何となく続いたのでなるべく代重ね出来るようにしていきたいが、それほど大きな意味はないので、断絶したら『文鳥団地』の文鳥系譜上、「養子」を迎えてしまえば良いかと思っている。その際は、改めて「当主」を設定しなければならないかもしれぬ・・・。5、6歳で引退と見なしていくと、人間の場合とは逆に代は半分未満になるはず・・・。面倒なので、その時が来たら考えよう。

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