地震の発生確率など無意味むしろ有害

​頭が黒くなったフク​​
 活断層がズレることで起きる地震の予知など、残念なことだが、現在の科学力では不可能であるのに、あの分野の学者たちは、実に不誠実だと思う。わからないことはわからないと認めるのが、いずれの学問でもその出発点であるのに、わからないくせに、何年以内に発生する確率が何パーセントなどと生意気にご託宣を垂れてミスリードする。
 また、また、また、発生確率が低いと、たかだか100年の科学的観測しか出来ず、地層のスキャンなど科学的な未熟も顧みず、したり顔で評価などしていた地域で、それなりに大きな地震が発生した。日本全国には活断層がもれなくと言って良いほど存在し、いつ局地型の地震を引き起こすかわからないので、いずれの地域も等しく備えなければならないのが、事実だ。
 ところが、わからないと言えば研究の助成金が滞るのを怖れるのか、曲学阿世の連中は、出鱈目なくせに勤勉で、現在わかっているだけの活断層の、それも知ったかぶっているだけの乏しい根拠で色分けし(内陸活断層の活動など個別には有り得ず、それぞれにリンクするに決まっているので、わかっていない空白地があるだけで、正確なことなどわかるわけがない。まして、地層面の内実など掘り起こしてみなければわからないような現代の科学では、何かわかると思える方が不思議で、それでもわかろうとあがいている初歩的段階でしかないことくらい、いかなる学者馬鹿でも常識的にわかりそうなものである)、高い確率の地域では過剰な負担を強いられ(地震保険は地域によって掛け金が異なる)、低い確率とされた地域では油断を生じさせることになる。
 地震予知など有害でしかなく、非科学であり、占いより悪質だと、私は思っている。もちろん地震のメカニズムなどを研究するのは有意義で、そうした基礎の積み重ねで将来的に予知出来るようになれば万々歳のはずだ。無知な世間や政府などに結果を求められても、「今はわかりません。研究費もらっても結果は出ません」と言える学問的良識を求めたい(無理だろうな・・・)。
 ・・・とりあえず、頭より高い位置にブロック積むな、とか、ブロック塀の危険性など半世紀は前から知れているので、いい加減、通学路からは排除するくらいの規制をしてもらいたい。まして学校施設で事故を起こしては話にならない。地震予知のようなくだらないところに予算を回さず、実質的に生命を守れる分野に力を入れてもらいたいと思う。

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