本麒麟にしたのは


​​フィンににじり寄るバタオ(左)​​

 赤色系をスクールカラーにする日大は、主に理事会の体たらくで株を大いに下げてしまっているが、赤い第三のビール『本麒麟』は評判が良くキリンの株を上げているらしい(​記事​)。
 何を隠そう、私もこの出荷数にすこし貢献している。しかし、やむを得ずの消去法の結果に過ぎず、キリンがえらいと言うより、サッポロが悪い。
 ビールに求めるのは「コク」そして「コク」さらに「コク」、コクがあればそれでOK、だが黒ビールのようなクリーミーはノーサンキュー、という嗜好の者にとって、第三のビールなど薄かったりまずかったりで安かろう悪かろうの典型であった。それが、アサヒの『プライムリッチ』で少し見直したものの、味が悪い方向に変わっているように感じられ、他にないかと探してサッポロの『麦とホップ The gold』を発見して、愛飲していた。これは、また潔くコクだけを強調したビール系で、ようするに個人的には最高!だったのである(普通のビールより好みで値段も安いのだ)。
 ところが、今年の1月に、10年目の新発売、とか何とか訳の分からないことを言い(たんにバリエーションが多いので整理しただけかと・・・)、リニューアルして味が変わって別物になってしまった。コクだけでなく「キレ」とか「後味」とか「香り」とか個人的にはいらない要素も考慮して、普通のビールっぽくなってしまったのである(※個人の感想です)。そこで、やむなく、コクのありげな第三のビールを試飲し、あまり好きでない辛さと苦みのキリンテースティを感じたものの「使える」と思えたのが、今年3月に売り出されたキリンの『本麒麟』だったわけだ。

 うむ、そのような話はどうでも良い。
 第三のビールさえ飲み比べ選り好みする飼い主に対し、まったく無節操で手当たり次第なのはバタオだ。今夜は、若い「タケ」(ウメの姉)を誘惑し、またフィンにも迷惑をかけていた。困ったものである。

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