いろいろ付けがおそろしい

　歯医者の吉兵衛さんに期待できず、旧悪まで次々と暴かれ煮詰まるどころが、煮詰まりすぎて焦げて火事になって家全体が燃えてしまいそうな日本大学。一方、土地ころがし成金が多いであろう不動産業で成功を収めたアメリカ大統領閣下の凄みのきいた恫喝でスリリングな展開となっている国際情勢。激動する内外のもろもろの動きのさなか、国会は相変わらず不毛なことをしている。

　聖心女学院卒のお嬢様だったお育ちの良い首相夫人が、何と下世話なことに、現ナマ100万円を手渡しでくれたと称する詐欺罪の人は、妄想の中にせよ、その現金までもらった恩人を貶めようと騒いでいる。さらに、自分の県に学校を誘致しながら、そのために尽力した恩義ある学校側に謝罪を要求する知事まであらわれ、訳が分からない・・・。いったい、この人たちの倫理観というのはどうなっているのだろうか？ことの是非とか、嘘か真か以前に、人間同士の関係には『信義』と言うものがあって、法律に違反するようなものでなければ、普通、それぞれ忖度し合って付き合っていくのが、当たり前ではないか。この長すぎる空騒ぎの後、『信義』を裏切った付けが残るだろうが、どうするつもりなのだろうか？他人事ながら心配になってしまう。
　
　さて、フクちゃんだが、なぜかクワァ（♀）を慕っていて、ここ数日付けまわしている。・・・この時期のヒナがメスを追いかけると言うのは、我が家の前例にない気がする。
　男の子はさえずりの師匠としておとなのオスを付け回すことが良くある。女の子でも少々ませていると、オスのさえずりに魅かれて付け回すこともある。しかし、メスは追いかけの対象にならないものなのである。
　・・・順調に普通の子ではない行動がみられるようになってきたようだ。今後ともフクには目が離せない。