ココナッツつボ巣は育雛むき

​​やたらと丈夫そうなノコリココっ子たち​​
 カワイのツボ巣は、昨年から大幅に仕様を変更して、現在はココナッツ繊維を編んだものになっている。なぜそうなったのか、私は知らないのだが、中国での生産体制が行き詰まり、国産への回帰は難しかったからではないかと想像して、あきらめてココナッツタイプに切り替えた。
 その使用感を、店のブログに書くと差し障りがありそうなので、ここで書くなら、長短こもごもである。良い点は、↑のようにヒナを育てる場所として適しているところだろう。ココナッツ繊維はもともと巣草として用いられるものだが、繊維が細くそのため通気性があり、巣内のフンが乾燥しやすいので、さほど不衛生な状態にはならない。また、フンが乾燥しやすいので掃除がしやすく、水洗いしても乾きやすいので、再利用が可能な点も評価されよう。
 悪い点は、老病などで力が弱くなり、さらに爪が長くとがっていると絡まりやすいところだろう。老鳥が長時間留守番するような環境では、少々不安になる(ヒナは爪が伸びていないため引っ掛からないようだ)。
 いろいろ改良してもらいたいのだが、需要が少ないと難しいように思う。今後に期待できないのが、悲しいところである。

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