クリ逝去

　先ほど、9代目キュー様の末娘でアラシの祖母クリが、ツボ巣の上で亡くなっているのを発見した。
　昨晩まで何ら異常なところはなかったが、今日の正午前、いつもは若者たちに混じって出てくるクリが、カゴから出ないので不思議に思い手を近づけると、「てんかん発作」に近い症状だった。血色に異常はなくツボ巣の上でじっとしていたので、時間がたてば落ち着くはずと思ったが、夕方には冷たくなっていて、呆然としたわけである。
　同居するノッチは、先日来神経症状のような体の動き（ぎくしゃく動き首を大きくそらす）を見せていたが、クリの方にはその様子は無かった。急逝、となると、やはり心疾患と考えるべきか。
　７歳になったばかりで若くはないが、想定外で、むしろ不思議だ。生まれた時もビックリ、亡くなった時もビックリ、クリらしい最期なのかもしれないと、思うことにしよう。