一途なバタオ

​​相変わらず目つきが凶悪なノビィ​​
 それでも、ツボ巣を乗っ取るのが目的ではなく、自分のことが好きなのだ、と気づき始めたようだ。何しろ、バタオの奴は、ノブがテーブルの上に降りて人の手の上で食べていると、何とテーブルまで追いかけてきて、飼い主の目の前で静かにたたずんでいるのから、感心かつ呆れた。彼、カゴの前を通るだけでバタバタ大騒ぎするくらいに人を避けたがる男なのだ。
 昨夜噛まれて投げ飛ばされて、他の文鳥に気を移すのでは、と期待したのだが、バタオがこれほど白文鳥好きとは・・・。・・・あ、お釈迦様でも気がつくめえ。↑にしても、ちゃんと脚が噛まれない位置にいるのだから、馬鹿なのか利口なのか、とにかく愛の力と言うしかあるまい。
 この調子でいくと、相思相愛になる可能性が大きいのではなかろうか。となれば、異系同士のカップルも止むなし。で、ツイカはキイ・ミトと同居させ、どちらかとより親密となれば、あぶれた方を他のオスとペアにして、そちらで子孫誕生を期待、一方ツイカたちは姉弟なので子孫の誕生を必ず阻止し、仮親になるなどしてもらおうか。・・・それぞれの文鳥たちの主観では、それが無難かもしれない。
 かくて、予想外の展開は、さらにいろいろ波紋を広げていくことになるだろう。

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