シルバーを嫌うシルバ

​​自分の色を嫌う文鳥​​
 文鳥のフンは避けられず、止まって引っ掛かる素材は却下、となれば、室内の服装はジャージだ。で、いつも同じような服装をしていると、文鳥たちはそれに慣れてしまう。
 今日は冬物のフリースを引っ張り出して、最近黒のジャージばかり着ていたので、少々不安を覚えつつ、昼の水交換などを行った。結果、1羽をのぞいて、特に反応はなかった。が、その1羽の反応が異常に過ぎた。追いかけられてもいないのに、弾丸のような速さで逃げ回っているのである。
 シルバだった。この平均以上に甘えん坊で水浴びが嫌いらしい毛色の変わった文鳥は、自分の生え変わりつつある頭の羽毛と似通った色の服装の飼い主を、いつものそれと同一生物と認めてくれなかった。
 結局、追い掛け回して捕獲。手の中で「怖くない怖くない」と諭したものの、夕方にカゴから出した際も近づこうとしなかったので、あきらめて黒ジャージに着替えた。・・・徐々に慣れてもらうしかあるまい。
 黒ジャージにしても、白泉模様に網目柄などあると大騒ぎになるし、困ったものである。

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