アラシが始まった

​巣材集めに狂奔するアラシ​​
 妻は子を産み育て、夫はその環境を整え守る、これがおそらく正しい文鳥夫婦の在り方。しかし、人の家庭内のケージでは、夫の役割は限定的になってくるので、出来る男は子育てに参加する。・・・現代人と変わらないから、文鳥はおそろしい。
 が、アラシは巣の中で家庭を守るだけの女ではない。換羽を終え、再び爆発的産卵を始めた彼女は、たびたび抱卵に戻りつつ、あなたこなたを目まぐるしく飛び回り、ホウキをむしり、遊具にぶら下がり↑、煮干しをあさる、などなどなどをしていた。
 アラシっ子3羽、さらに遊び盛りのクワァ・シルバ、さらにさらに自立に向けた教育期間中のヒナ3羽、こうした未成年たちの観察に忙しい飼い主は、元祖多動性児の動きに翻弄された。やはり、けた違いなのである。
 この様子では、また孵化するのではなかろうか。愛嬌があって姿も優れている、ただイタズラな子たち。・・・文鳥らしいと言えば確かにそうなのだが。

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