イシバはトランプに会えるのだろうか?


​頑張るフック​​
 昨日からCNNがお通夜状態となっており、とても可笑しい。そう悲観しなくても、如何に魔王の如きトランプさんでも、根は自己顕示欲肥大の助兵衛に過ぎないので、古代ローマの冷血スッラのように、抹殺名簿を作って実行など出来ない。
 もちろん、負けたハリスさんの方がはるかに大統領にふさわしいと、今でも私は信じているが、民主党大会のCNN報道を見ていて、勝てるかどうか怪しいな、とは思っていた。相変わらずあざとさが鼻についたからである。言わば、電通のような大手広告会社が、「愚民ども、俺たちの演出を有難く拝みやがれ!」と、つまらないくだらない大げさでいかがわしい、ものを自己満足で作り上げて、上から目線で押し付けてきた感じだ。特に、これはおそらくトランプさんが暗殺されかかった際に偶然アメリカ国旗が綺麗に背景にたなびき、『アメリカのために血まみれになりながら戦うナイスガイ(ただし老人)』として印象的な写真がとれたのに対抗したかったのだと思うが、黒人の少女がの後姿の先にハリスさんが演説する姿を撮った写真を、やたらと素晴らしい写真として喧伝したのは、気色悪かった。トランプの方は偶然、ハリスの方は作り込み、どう思えと言うのか?
 ハリスさんは、本来コンバースか何かのスニーカーを常用する「働く女」だったはずで、その姿のままペンシルヴェニアの郊外の共和党支持者の元に乗り込んで、髪を振り乱して熱弁して1人でも2人でも翻意させるような努力(つまりドブ板選挙)をしていれば、結果は自ずと違っただろう。戦略ミスですな。着飾ってセレブからの支持を誇って見せれば、コンプレックスを抱いて疎外感を感じている者の翻意など有り得ないだろう。どのようにバカだと思っても、しっかり話を聞いて同じ目線で議論しなくてどうなると言うのか?
 その点、トランプさんの方が、「女が大統領かよ、じょうだんじゃねー」といった価値観を持つ、民主党支持者の一部を上手に持って行ってしまった。トランプチームはお見事と言えよう。
 それにしても、4年は少し長い。日本人としては、まず、トランプさんが親友アベの陰愚痴ばかり続けた石破さんに会ってくれるか、が気になる。あの大魔王様は、社交辞令など気にせず「バイバイ」と帰ってしまう方だ。・・・ま、厚顔無恥で責任を取らずに首相を続ければ、そういうことにもなるわけである。 
 さて、フックの容態は芳しくない。脚が流れてしまうので落ちつかないので、いろいろ工夫するのだが、なかなか難しい。改善を続けたい。
 

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