体格差カップル誕生

お尻で語る末っ子

　早朝に初めて鳴き声が聞こえた。給餌が不十分なので朝飢えてしまうのかもしれないが、その後は静か。ずいぶん我慢強い子らしい。今日も母アラシは、床に落ちているいけないもの（あられせんべい？）を口にくわえてお土産として巣に持ち帰り、夫のヒノに迷惑そうな顔をされていた。もちろん、そのような反応気にもせずに、意気揚々としていたのは、いかにもアラシらしい振る舞いだった。
　一方、セツはデッカをツボ巣に連れ込み、カップル成立の模様となった。顔の大きさも体格も違うペアで、どんなものかと懐疑的だが、仕方があるまい。どちらかのカゴに移動させ同居させたいが、どうしたものだろう・・・。セツの隣カゴは最長老のテン。突然巨体の若造が、好意を持っている隣カゴの女の子の伴侶として現れたら、ショックで体調をくずしたりしないか・・・。それに逆サイドは「ヒデ」「ココ」なので、いろいろ問題がある。
　となると、セツをデッカのカゴに入れた方が、まだしも無難だろう。様子を見ながら、近日中に実行したい。