ほとんど自立(ひとり餌)


ピンボケてもかわいらしい

 部外者や初心者に通じにくく、はまると不必要に使いたくなる飼育の専門用語が、個人的にはあまり好きではないので、最近ひとり餌を「自立」と表現し始めているのだが、正確には「自活」なのだろうと思っている。「ウチの文鳥が自立した」と「ウチの文鳥が自活しはじめた」で、意味が分かりやすいかの比較で、「自立」に軍配を上げた。言葉は難しい。
 ひとり餌にしも、漢字にすれば「独り」であって「一人」では不正確になるかと思うが、そもそも孤独ではなかったりする。↑3羽でブランコに乗るなんて、この時期以外には有り得ない姿だ。このように兄弟姉妹同期生と仲良くケンカしながら切磋琢磨して自立するのが本来の姿なので、そこまで考えれば、独りとは言えないな。
 御託はともあれ、3羽、すでに給餌を受けなくても生きていけるレベルに達している。いろいろ実によく食べる。特に、キイより一週間遅生まれの「ナイ」は、最も給餌を必要としなくなっている。現在は、オーチャードグラスの種に夢中↓。ただ、手の中が好きなので、その点まだ幼い(・・・売り物にするのはもったいない気がする)。
 いちおう売りものの売れ残り「ヒデ」「ココ」は、ヒナ換羽を済ませて、好きなオスにくっついて回るようになった。ひたすら積極的なのである。「ココ」は同期のデッカの後ろから足を引っ張り(かじる)、隙あらば背中に乗る。・・・何がしたいのかよくわからないが、たぶん彼女なりの愛情表現なのだろう。一方の「ヒデ」の意中のヒトは、ヒノだったりする↓↓。ヒノに浮気心はゼロなので、近づけば攻撃されるだけだが、健気にすり寄ろうと頑張っている。よく似たおそらく姉妹だが、好きなタイプはまるで違う。・・・文鳥らしい。

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