いろいろ散らかし中


兄(姉)キイの背中にエサをのせるミト
 ヒナたちは、放鳥時間に飼い主にまとわりつくことなく、あちらこちらと探検したり、いろいろ食べ物を散らかすようになった。
 これが、自立(ひとり餌)への「練習」で、飼い主に出来ることは、こうしたことが出来る環境を整えるくらいだと思う。この点、誤解している人はベテランとされる方々にも多く、飼い主側が「訓練」出来ると信じて、そのような方法論を説かれていたりする。しかし、ヒナ側が学んでいく意欲を妨げず伸ばすことだけを気にかけていれば良く、余計なことをすれば、かえって自立の妨げになる。
 押し付けられたつまらない仕事は、多ければ多いほど苦痛になるだけ。目的意識のない勉強などしたくないのは当たり前。上司や保護者は、能動的な「やる気」を引き出さねばならないが、それを理解しない人は案外多く、せっかくの才能をつぶしてしまう。
 で、3羽は本能的な「やる気スイッチ」が押された状態で、真綿に水がしみていくように、自立するための知識を身に着けようとしている。そう考えると、実に頼もしい。
 ・・・それにしても、ウチの子の毛並みの良いことよ。水浴びした効果は絶大なようだ。

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