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やはりアトの後継者らしいデッカ
「アラシちゃんの足で蹴とばされてナマモノになりかけた」、なるほど、完全に忘れていた。
孵化3日目の夜。おそらく母親のアラシが巣から飛びだす際に脚がヒナに引っ掛かり、奥の産座からこぼれ落ちてしまい、おそらく30分程度そのままだった経験を、オリかキイはしているのだった。その後問題なく大きく成長したので忘れていたが、確かにその後遺症の可能性は有る。例えば、脳にダメージがあり、血栓が出来るなどして、それが時を経て消化器官の動きを制御する脳の部位に悪影響を与え、機能性胃腸障害を起こした、もしくは、事故の際の衝撃で内臓や神経系にわずかに異常を残し、その異常が成長に伴って神経を圧迫するようになり、機能性胃腸障害を起こした、といった推定が可能かと思う。
今回の場合、親鳥からの免疫は十分だったと思われ、また、まだその免疫効果があるはずの幼い段階での発病なので、免疫の問題と結びつけるのは困難だ。むしろ身体が成長して運動が活発化する時期に発症したところに着目し、障害部分が身体の成長や筋肉の発達で顕在化したものと推定すべきだったかもしれない。
事故の後遺症説を信じれば、他のヒナへの影響を心配する必要がなくなり、親鳥の名誉?も傷つかずに済むので(蹴とばしたのは過失なので・・・)、飼い主としてはこちらの解釈を採りたい。
事故の後遺症説を信じれば、他のヒナへの影響を心配する必要がなくなり、親鳥の名誉?も傷つかずに済むので(蹴とばしたのは過失なので・・・)、飼い主としてはこちらの解釈を採りたい。
症状が似ていても、いろいろ有り得るはずだが、記憶に新しい経験に似ていると、どうしても同じに思えてしまう。しかし、実際はいろいろで、安易に同じとは思い込むべきではなかった。例えば、先天的な疾患遺伝にしても、(文鳥の遺伝病など獣医学の世界でわかっていることなど無いに等しいはずなので、とりあえず人の医学を転用しやすい犬のものだけ調べても)、常染色体劣性遺伝腎症とか、股関節形成不全症とか、複合免疫不全症とか、ナルコレプシー(発作性睡眠)とか、何となく文鳥にもありそうに思われるが、区別できないので全部同じように思えるだけなのかもしれない。難しいものだ。
さて、ヒナたち。今日は25・24・24gであった。キイはかなり飛び回るようになり(上昇はできるが降りられない)、ミトはバタつかせて今にも飛びそうだ。そして「ナイ」も力強く羽ばたくようになった。
ともあれ元気が何より。このまま無事に育ってもらいたい。
さて、ヒナたち。今日は25・24・24gであった。キイはかなり飛び回るようになり(上昇はできるが降りられない)、ミトはバタつかせて今にも飛びそうだ。そして「ナイ」も力強く羽ばたくようになった。
ともあれ元気が何より。このまま無事に育ってもらいたい。
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