いつも健康不安な肥大お尻のノッチ(左)
お腹が出たり引っ込んだりして、現在は脂肪の瘤が目立っているノッチ。最近、クチバシの色が芳しくなく心配しているのだが、換羽でもあるようで、原因が換羽なのか慢性的なお腹の悪化なのか、よくわからない。・・・彼も、こんな感じで7歳を超えたのだから、このまま何となく長生きしてほしいものだ。
文鳥の場合、おそらくは先天的に、健康上多少の問題があっても、ヒナ段階での斃死は多くないと思っていた私は、最近認識を改めざる得なくなった。なぜ、1羽で育雛している時には生き、多数羽では死んでしまう子がいるのか?
答えはたまたまの偶然、かもしれない。しかし、理屈は考えられる。
まず、文鳥は一度に6羽程度孵化させて育て、孵化日は一緒ではない。通常、4個程度産んで抱卵をはじめ、抱卵しつつ、毎日1個ずつ2個ほど産み足す。つまり、順調でも、抱卵開始が同時でほとんど一斉に孵化する4羽に対し、1日遅れと2日遅れが1羽ずついることになる。
このタイムラグが、健康に重大な影響を与えるのではないか?文鳥でも、後から生まれた末っ子が、親兄弟に踏まれて死んでしまった、とされる例をよく聞く。それに対しては、末っ子はライバルである兄弟姉妹に邪魔されて十分にエサを食べられないから、といった答えが通常なされるが、より決定的なのは、「初乳が飲めない」からだと、私は思い至った。
文鳥は孵化したばかりのヒナに特殊なエサを与えている。そのう越しに見るとチーズのようなもので、これはおそらく鳩がヒナに初めて与える「ピジョンミルク」同様に、そのう内壁などが剥落したものと思われ、おそらくは親鳥の免疫を伝えるのに重大な意味を持っている。しかし、親鳥たちが兄弟姉妹にせっせと給餌している時に生まれた末っ子は、この特殊な「ミルク」を与えられる機会がない。結果、親鳥の免疫力を十分に引き継げないはずだ。
・・・となれば、ヒナ段階で死なれるのを避けるには、孵化日をそろえることが重要になるはずである。具体的にどうすべきか、今後の課題として考えたい。
文鳥の場合、おそらくは先天的に、健康上多少の問題があっても、ヒナ段階での斃死は多くないと思っていた私は、最近認識を改めざる得なくなった。なぜ、1羽で育雛している時には生き、多数羽では死んでしまう子がいるのか?
答えはたまたまの偶然、かもしれない。しかし、理屈は考えられる。
まず、文鳥は一度に6羽程度孵化させて育て、孵化日は一緒ではない。通常、4個程度産んで抱卵をはじめ、抱卵しつつ、毎日1個ずつ2個ほど産み足す。つまり、順調でも、抱卵開始が同時でほとんど一斉に孵化する4羽に対し、1日遅れと2日遅れが1羽ずついることになる。
このタイムラグが、健康に重大な影響を与えるのではないか?文鳥でも、後から生まれた末っ子が、親兄弟に踏まれて死んでしまった、とされる例をよく聞く。それに対しては、末っ子はライバルである兄弟姉妹に邪魔されて十分にエサを食べられないから、といった答えが通常なされるが、より決定的なのは、「初乳が飲めない」からだと、私は思い至った。
文鳥は孵化したばかりのヒナに特殊なエサを与えている。そのう越しに見るとチーズのようなもので、これはおそらく鳩がヒナに初めて与える「ピジョンミルク」同様に、そのう内壁などが剥落したものと思われ、おそらくは親鳥の免疫を伝えるのに重大な意味を持っている。しかし、親鳥たちが兄弟姉妹にせっせと給餌している時に生まれた末っ子は、この特殊な「ミルク」を与えられる機会がない。結果、親鳥の免疫力を十分に引き継げないはずだ。
・・・となれば、ヒナ段階で死なれるのを避けるには、孵化日をそろえることが重要になるはずである。具体的にどうすべきか、今後の課題として考えたい。
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