「住宅展示場」に閑古鳥鳴く


箱巣にこだわるのは長老テンのみだった・・・
 ↑のように、毎晩放鳥部屋で見ていれば、箱巣をさほど恐れないだろうと思っていたのは、どうやら甘すぎたようだ。よく見れば、テン以外は意識の外で気にもしていない。
 結局、今日、箱巣に入ったのはヒノだけ。この出来すぎた婿殿の賢さは、ただ事ではない。もっとも、見た記憶が残っているだけかもしれない。・・・それでも、幼少時の記憶のはずなので、大したものだとは思える。
 イトとキミョーは、箱巣生まれだったはずだが、今日も箱巣を避け続け、2羽でブランコに乗って過ごす時間が長かった。やはり、孵化16日目までの記憶は残らず、周囲を強烈に記憶される時期は、その後のことなのだと思う。それは、目が見える見えないより、しっかり記憶できるか否かなのだと思う。
 となれば、飛べるようになった頃の遊び道具として、箱巣を積極的に使用して、そのイメージを残す(刷り込む、インプリンティングする)べきだった、と今さら気づいた。・・・失敗であった。今後気をつけたい。

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