箱巣の前でたたずむテン
個人的には、長生きすれば良いといった考え方を持たない。確かに元気で長生きなら良いのだが、老いて長生きは、両手を挙げて喜べない状態になることが多いのである。黄昏時が長すぎるのも、どうかと思うのである。
文鳥の場合は、6歳くらいになると衰えが見えるようになって、8歳くらいになると、急激に体力が低下することが多いように思える。つまり、2、3年で急激に老いが進んでしまうので、10歳の長寿は少ないことになる。
我が家の場合は、家系的要因か、環境的要因か(運動量が大きくなる)、そのいずれもか、判断できないが、10歳に達することがない。それはそれで良いのだが、1羽くらいふた桁になってくれても良いのではないかと思っている。
で、現在の長老は↑テンちゃん9歳と約3ヶ月だ。老いて飛べないが、それ以外は元気と言って良い。あと、9ヶ月、さらにそれ以上、元気で長生きして欲しいものだ。
↑の目つきは、箱巣を自分のカゴに設置するように、飼い主に要求しているのだと思う。彼は、箱巣で抱卵することに生きがいを感じる変な文鳥なのだ。・・・ツボ巣に擬卵を入れてみようか。
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