初詣は上野界隈がおすすめ

ノッチに喧嘩を売る無謀なアリィ
 初詣は至近距離の、祠のごとくこじんまりした熊野三社さんに一礼したのみだった。鎮守の神社なので、最初はここが正解だと思うが、それだけでは地味にすぎるので、ここはやはり、上野に出張るべきであった。・・・残念ながら、体力も気力もなかった。
 上野、東京の上野、寛永寺があって動物園があって博物館がある上野だが、上野東照宮の社殿を囲む透塀には、動植物の彫刻が施されていて、なぜか文鳥もモチーフになっている。その至近の上野五條天神社の鷽替え神事のウソ像は、ウソとはウソで文鳥の姿をしている。そして、上野のお山を北に下谷方面に向かえば、小野照崎神社があるはずで、この神社の絵馬は、筆に文鳥が乗っている姿だ。
 なぜ、上野界隈に文鳥の影がちらつくのか。以前にも触れたが(2013年6月5日)、18世紀後期の田沼時代の蘭学者などの文化人に、文鳥びいきが多くいたのではないかと、推測している。しかし、残念なことに、真相は不明。・・・近世史をもっと気合を入れて勉強すべきだったなぁ。
 それで↑だが、アリィは余計なことをする。対する↓、ヒノはじっと様子をうかがって手出ししない。・・・出来の違いが露骨で、ため息が出る。アリィには、さらに精進してもらいたい。
右の抜けて綺麗なのがヒノ

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