お茶の間動物行動学のススメ


すっかり手のり化してるジョー

 動物行動学の研究対象として、文鳥ほど優れた存在はないと思う。暗いガラスの映り込みへの擬似給餌行為など、お茶の間でなければお目にかかれないだろう。
 これ↑の行動も、興味深い。なぜ手乗り化しているのか。あの十条の小鳥屋さんの暗がりにいた貧相な奴が、手乗り崩れだろうと思われたのに、最初そういった態度を見せず、?と思っていたら、今や↑だ。亀有の「大部屋」にいたアリィなど、何ヶ月もテーブルに降りられず、床面を怖がりさえしていたのに、指にくっついたエサを食べるまでになっている。
 馴れた懐いた、で終わらせず、どうしてそういった心理変化が起きてくるのか、とっぷり考えたいものだ。

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