巣の中のイッツを追い出そうとするヒノ
史上に名を残す悪女となれば、東洋なら漢の呂后、西洋ならエジプトのクレオパトラが、まず思い浮かぶ。残念なのか微妙だが、日本には、突出した悪女はいない。それでも悪女とされる女性はいて、例えば、私の師匠は大学の授業で北条政子悪女説を力説していたらしい(私は受講していない)。しかし、ご本人の奥様のイメージと重ねての立論と推測され、客観性に欠けており、私が弁護するなら、政子さんは何も悪いことをしていない。考えてみれば、クレオパトラにしても、権力者に取り入っただけで、悪女と言えるのか怪しい。となれば、呂后が図抜けて無茶苦茶した女性になるが(その伝説的な仕業は詳述がはばかられる)、何しろ白髪三千丈の中国のことであり、結局、呂后の一族は粛清されるので、粛清して権力を得た側がいろいろ捏造した可能性が高いのではなかろうか・・・。
それほどな悪女でなくとも、間抜けな男をそそのかす技量を持つ者は、文鳥にもいる。我が家では、タネがその筆頭だろう。彼女、夫のイブとは互いに「ハゲ増し」合うほど相愛の関係にありながら、いろいろなオスに色目を使って利用する。最近では、夫の父テンのために用意したトウモロコシを当然のように掠め取ってしまうし、今夜は↑だ。
ヒノがイッツがいる巣を覗き込み入り込もうとして、イッツを威嚇し始めたので、おかしいと思えば、↑そそのかしている奴がいた。「私に、この巣を頂戴!」とか言っているのだろうか。悪い奴だ。幸い、飼い主が強権を発動する前に、ヒノがあきらめたので事なきを得たが、この悪女には油断ならない。・・・ヒノ、悪女に魅入られないことを祈る。
ヒノがイッツがいる巣を覗き込み入り込もうとして、イッツを威嚇し始めたので、おかしいと思えば、↑そそのかしている奴がいた。「私に、この巣を頂戴!」とか言っているのだろうか。悪い奴だ。幸い、飼い主が強権を発動する前に、ヒノがあきらめたので事なきを得たが、この悪女には油断ならない。・・・ヒノ、悪女に魅入られないことを祈る。
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