桜の花びらが1枚
掃き溜めに鶴、残念環境に秀逸ブンブンとは、古からの教えである。
ヒノは今日も絶好調で、食べ、人が寄っていけばクチバシを止まり木にこすりつけてさえずり(クチバシをこすりつけるのは親愛表現)、水を替えれば水浴びし(ただし小さな容器)、夕方になってカーテンを閉めたら、何と、ツボ巣の入口に止まって中に首を入れるではないか!この子は、天才ではないかと、いたく感心させられた。
つまり、荒鳥にしては人馴れしていて、大部屋上がりにしては、行動が可憐で育ちが良さそうだ。となると、手乗りで飼育されていたと想定できよう。これはまさに、大当たりである。
初代ヘイスケや9代目キューは、人語を解する天才だったが、その目つきは狂気を帯びていた。それに比して、ヒノの目つきには邪気がない(今のところ・・・)。邪気のない天才となれば、旧王朝の始祖ブクに似ているかもしれない。彼は、飼い主の口笛さえずりの師匠で、それを飼い主から伝授されたのが現王朝の始祖ヘイスケだった。では、ヒノのさえずりは、となると、似ても似つかない↓。しかし、控えめでよろしいのではなかろうか。そんなところも気に入った。
テキトー過ぎて意味がなさそうだが、糞を顕微鏡で覗いたところ、特に異常なしに思われた。原虫の類なら、100倍で視認できて、400~800倍で確認するらしいが、見えたのは丸いでん粉だけであった。特に問題なさそうなので、念のため、明日一日様子を見て、明後日の朝に「文鳥団地」へカゴごと移動し、夜に放鳥デビューさせる予定だ。誰と仲良くなるか(ならないか)、楽しみだ。
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