後妻業にメダカ

すでにシンクロしているラックとクリ

 未亡鳥のクリは、午前の短時間放鳥時、隣の隣に住む長老テンのカゴの周辺を徘徊して、高音で呼びかけ、何と、その気になったテンがさえずり出す始末であった。確かに、亡夫マナツとテンは容貌では似ているので、さてはその後妻になるつもりか、と飼い主を感心させ、かつ心配させた(だって、ヨレヨレですよ)。
 罪作りなクリのこの態度に、俄然ハッスルしたテンは、夜の放鳥時に最近見ないようなウキウキとした様子で動き回り、より若いオスたちに蹴飛ばされてもめげず、定位置の給湯ポットでも落ち着かず、普段は手を出すと逃げるくせに、今夜に限って手に乗って、上方の休憩所へ移動して、クリの姿を追い求めていた↓。
 ところが、クリ。自分から誘惑したことを忘れ、この足腰の不自由な年寄りに近づかず、まだ達者な年寄りに接近し、仲良しペアの様子を見せ、飼い主を愕然とさせてくれた。

 ・・・女房に先立たれた(たぶん女房任せだったので家事ができない)老人の後妻になって、その遺産をせしめる者がいて、「後妻業」と呼ぶこともあるそうだが、文鳥のクリ子さんもなかなかである。悪女の今後を見守りたい。
 で、リクエストがメダカ?文鳥メインのブログで、掲示板では禁止ワードの「教えて下さい」を使用して、メダカの話題を要求するとは、なんと大胆不敵な。おかげで、「バードライフアドバイザー」って何さ?とつっつく気力が失せた。
 ともあれ、「屋外の睡蓮鉢の冬越し」。昨年は、深い鉢はそのまま何もせず、浅い鉢は生きてるものを晩秋に回収して室内の水槽へ移した。深い鉢の方は、底の方でほとんど冬眠状態だったはずで、水の汚れが目立ったり蒸発したりした際に加水して、その折に姿を見かける程度だったが、春には、かなりの数が泳ぎ回っていた。室内の水槽のメダカは、春には両方の睡蓮鉢に移し、初夏に産卵すると、卵を水槽に移してそのまま飼育、現在それが大きくなって、数週間前に気づかぬうちに早くも産卵、数匹の稚魚も元気に泳いでいる。睡蓮鉢の方も、適当に稚魚が生まれて大きくなっていたので、深い鉢の方は放っておいても数年は自然に代が入れ替わっていきそうな感じだ。
 屋内の水槽は、2階の東側の窓際にあり、照明も加温もしていないが、冬でも水草(マツモ)が枯れる事はない。エアポンプで空気を入れているくらいで(フィルターは『ロカボーイ』)、エサを与える以外には何もしていない。そんな感じで、かなりテキトーである。

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