ポン逝去

 弔事は不思議と続いてしまうもので、たびたび『文鳥墓苑』画像を冒頭に貼るのも気の引けるものだが、事実は事実なので、やむを得ない。それにしても、三日と開けず、とは。
 昨晩は、何の変わりもなかったポンだが、今日の正午前に、ステップの上で背眠するなど、調子が悪い様子が見られた。ただ、高齢のポンは、ちょっと加減が悪くなることも珍しくなくなっており、心配してカゴの中に手を入れるとパニックになるのが、何度か経験済みだったので、夜の放鳥時に保温器を設置するなど、対処することにした。
 そして、午後3時すぎに様子を見ると、ツボ巣の中で身動きしない姿となっていた。取り出すと、すでに硬直しきっていたので、正午に確認してから間もなく、亡くなってしまったようだ。・・・あの時取り出していれば手の中で看取れたか・・・、無理に暴れてカゴの中で心停止して後悔が募ったか・・・。
 10月5日生まれのポンは、満9歳。4年前に片脚を失った時は、どうなってしまうかと不安だったが、「親孝行」にも長生きしてくれたものだと思う。そして、最期は「親思い」、実に良く出来た子であった。やすらかに。

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