早朝、鳥カゴの底隅で冷たくなっていた。すでに硬直しきっていたので、深夜には亡くなったものと思われる。
昨晩は、自力で放鳥部屋のツボ巣へ飛んでいって居座っていたので、そこで捕獲してカゴのツボ巣へ戻した。しかし、クリが戻るとツボ巣から出て、定位置のT字止まり木の上に乗り、クリと並んでいた。それが最後の姿となった。
6歳、父ノコリは元気なのに。最愛の妻を残して、あっさりと。「マナ手首」と呼ばれるほど、人の手首でまったりするのが好きな箱入り息子だったが、何とも『親思い』な子であった。
ともあれ、墓石の右手前に埋葬。安らかに。
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