帰宅困難文鳥の抱卵

ツボ巣に戻りたがっているらしいノブ

 文鳥の抱卵や育雛を見ていると、本能とは何と有難いものかと感嘆させられる。自主帰宅したことのない文鳥も、自分で巣に戻るようになる。
 ただ、ノブの場合問題は、帰るどころか、出てくる時も指に乗ってでなければならない、100%の送迎が必要なお嬢様であるところだ。はたして、自分で帰って卵を温めるようになるだろうか?

 飼育環境下での繁殖については、代々代々代々、人為淘汰を経てきて抜群に優秀なのが、日本で市販される文鳥だ。したがって、先祖を無視した個性の持ち主でなければ、繁殖の本能は強烈に相違なく、おそらく、ノブも抱卵するようになるだろう。

 そうなると、飼い主は遊んでもらえなくなってしまう。さびしいものである。

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