小数点以下のTBS

のぞき込んで食べる派になっているイブ

 新しい木製容器のフチに止まれず、のぞき込んで食べるイブを見ていたら、なぜかTBS系のアナウンサーの小数点の読み方が、耳障りで気持ち悪いことを思い出した。
 彼ら、「2.5」を「ニテンゴ」と読む。普通は「ニイテンゴ」だ。一人ではなく、このテレビ局のアナウンサーに限って共通しているので、局内でそうした指導が行われているように思えるのだが、一体、その人は何を勘違いしているのだろうか?
 彼ら、「1.5」は「イチテンゴ」と読む。「3.5」は「サンテンゴ」。ところが「5.5」は「ゴウテンゴ」と読まず「ゴテンゴ」となる。してみると、一音で済む数字は一音にしようとの試みかもしれぬ。「ヨテンゴ」「クテンゴ」・・・。2、4、5、9の4つ、残念、過半数に達しないな。
 たぶん、「ニイテンゴ」より「ニテンゴ」の方がテンポが良く感じた局内の実力者某氏が考えたのかと思うが、言葉の統一性を書いており、甚だ不適当と言わざるを得ない。数えてみれば、幼児でもわかる。「イチ・ニイ・サン・シイ・ゴウ・ロク・シチ・ハチ・キュウ・ジュウ」、小文字を抜かせば皆2音だ。それはなぜかと言えば、数えやすいからであろう。「イチ・ニ・サン・シ・ゴ・ロク・シチ・ハチ・ク・ジュウ」では、落ち着いてお風呂にも入れまい。
 くだらぬ思いつきで余計なことをせず、普通の標準語でまともに(偏向のない)ニュース原稿を読んでもらいたいものである。

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