軟卵で安産

塩土を貪るイトはん(観察しているのはノブ)

 昨シーズンから、イトが軟卵を産むことが多くなり、心配かつ不思議に思っている。昨日も軟卵を発見し、前夜ツボ巣を交換した影響と思っていたら(三分の一ほど破壊されてしまったので交換せざるを得ない)、今夜も軟卵が落ちていた↓。
 軟卵は、卵殻が形成されないまま産み落とされる卵で、ブヨブヨとゴムのような弾力があるため、輸卵管に密着して動かなくなり、難産(卵づまり・卵秘)を起こしやすい。しかし、イトの場合、難産の様子を見せることがほとんどなく、軟卵も完全な状態で産み落とされる(軟弱なので、カゴの底に産み落とされると割れてしまうことが多い)。
 割ってみると、卵膜がかなりしっかり分厚いのがわかる↓↓。このため、卵殻がなくても難産にならないのだと思うが、これは、たんに体質であろうか?体質としては、やたらいろいろしっかり食べるのに、卵殻だけ形成されない事態が頻繁なのも、不思議体質と言える。
 ともあれ、今後も難産にならないように祈りたい。


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