旦那(サカ坊)を踏みつけにするガイ
最後は仲良く一緒に水浴び
我が家のように複数が一緒に室内を徘徊していれば、運動不足になりにくいが、1羽飼育の場合は、得てして運動不足になる。理由は、伴侶である文鳥(飼い主)が座ったまま動かないからである。
従って、自分の文鳥がベッタリとへばりついて動かなければ、飼い主は席を立って、できれば両手を広げて羽ばたく仕草をしつつ、部屋の隅々を、(文鳥が足元に降りないように気をつかい、可能ならすり足で)彼方此方とうろつきまわらねばならない。もちろん第三者が見たら、気が触れたのではないかと疑られるに相違ないが、そんなことは気にしてはいられない。
しかし、脅して飛び立たせるようなことをしたら、嫌われてしまうので、そうした努力での効果は限定的なものとなってしまうかと思う。
となると、水浴びの運動効果に期待したほうが良い。水浴び器を巣と勘違いして長居されても困るが、好きなら、たびたび水浴びできるようにすべきだろう。それによって、羽毛がボロボロになるのでは?とか、体が冷えるのでは?といった心配は、大概は取り越し苦労と言える。なぜなら、健康な文鳥の羽毛は手入れがしっかりしているので、水弾きが良く、さほど体を冷やさないし、ボロボロになどならないのである。また、羽毛の質や羽繕いに難がある場合、羽毛が濡れてしまうが、その場合も、室温に多少気をつければ良いだけである。
つまり、幼い頃から水浴び好きになるように気をつけるのも重要、と言えよう。
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