文鳥愛情表現「クチバシつまみ」

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「クチバシつまみ」が好きなノブ 
 
 噛みぐせとは、「ちねり」などと言われ、クチバシの先端の方で飼い主の皮膚をつねるようにする行為で、飛び上がるほど痛いので、嫌悪されているが、文鳥にとっては愛情表現である。なぜなら、それは羽づくろいのつもりなのである。
 文鳥の夫婦は、お互いに羽づくろいをして、得てして「ハゲ増し合い」となる。これは、クチバシの先端で相手の羽毛の軸をつまんで、勢い余って折ってしまい、結果、ハゲ状態となるが、毛根は残っているので、新しい羽毛が生えてこないためだと思う。つまり、飼い主のことを愛していれば、それを羽づくろいで表現しようとするのは、文鳥の本能的行動で、ただ、残念なことに、人間には羽毛がないので、「ちねり」となってしまうわけだ。
 愛情表現には愛情表現を返すべき。ただ、残念なことに、人間はさほど器用な真似が出来ない。そこで、文鳥の愛情表現その2、「クチバシつまみ」でお返しするのが、人の道、もしくは、文鳥の道に則した行いと言える。これは、↑のようにクチバシを指でやさしくつまむだけなので、人間の指先でも楽勝だ。
 手乗り文鳥の飼い主には、是非、知っておいてもらいたい『技』である。
 
 クチバシ同士での愛情表現は見かけないものの、フィンとジョーは一緒に行動することが多くなり、ツーショット画像も写せるようになってきた。ようやく、夫婦らしくなってきたことを、喜びたい(・・・アラシは独り身が似合うのだろう)。 
 
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