ふっさふさサカ坊
「粗にして野だが卑ではない」とは、言葉遣いや態度が粗野でも、強者に媚びへつらうような卑しさを持ち合わせない人物に対する評言として用いられている。つまり、言葉遣いや態度は、行儀が悪い、品がないという意味での下品でも、その行動や心情に、品性下劣な意味での下品な点はない、という意味かと思う。
他人からそのように評せられたら、男としては快とすべきかと思うが、逆に他人に言われたくない言葉が、「下卑助」である。これは、「意地汚い下品な者をあざけって」用いられた言葉で、この場合の下品は、もちろん品格・品性が劣ることであり、さらに解剖してみれば、品性とは、「道徳的基準から見た、その人の性質」のことである。つまり、意地汚く道徳的にいかがわしい人物、それが「下卑助」と言えよう。
東京都知事は、似非インテリゲンチャの下卑助が担うべき職分ではないが、2代にわたって下卑助の謗りを受ける人物がその職にある。利口ぶって賢しらに他人の批判は得意でも、紙袋ぶら下げて不正な裏金の集金をしたり、家族旅行や趣味の美術品集めを政治活動としたりするような人物は、そのような卑称に甘んじなければなるまい。情けない話ではある。
なぜこのような話なのか?それは、サカ坊の姿が、舛添氏に重なっていた時期が長かったからだ。
しかし、リニューアルしたサカ坊は、ライザップに結果をコミットされるまでもなく、実にイケメンとなってしまっているのである。 あのハゲチョロケが、実に感慨深い。
そして現在、同様に元の姿に戻った妻ガイと抱卵中だ。せいぜい頑張ってもらいたい。
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