日本全国みな同じ

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ブランコ好きのノブちゃん
 
 熊本城の大天守の瓦が落ちただけでもショックだったが、それは前震で、本震は今日の未明に起きて甚大な災害となってしまった。
 前知らせと言える地震に対し、「余震が~」を繰り返していた専門家は、バカみたいだったが、それは止むを得まい。地震の予知など、所詮は経験科学であり、地震の経過を科学的データとして記録し始めてせいぜい100年である以上、例外の方が多いはずで、実は何も分かっていないのが、本当のところかと思う。つまり、数百年後に期待しなければなるまい(私は予知など無理なので、無駄な専門家に予算を与える必要はないとの意見を持っている)。
 ともあれ、避難所で疲れている人たちをカメラやマイクで追い回したり、近所の人を見て回れだの意見がましい要請をしたり、毎度、止めてもらいたいものである。せめて、「生き埋めの人はあきらめず助けを求めてください!」は、厳に慎むべきだろう。いったい誰に対しての呼びかけなのか?真面目顔で繰り返すNHKは、乱心しているのではないかと、疑ってしまうな(その他にも、近所の年寄りの心配をしろとか、受信料を「詐取」する分際が、口幅ったいではないか)。生き埋め状態でテレビを見ているなど、それこそ「シュール」だ。万が一にも、そのような暇があるなら、携帯端末のバッテリーを無駄遣いせず、救急要請を警察や消防や友人知人にすべきだ。
 今回は、中央構造線の西端付近に存在する活断層による大規模な地震のようだが、周囲とどのような関連が有り、今後のどのように展開するのか、読めない。しかし、ただでさえ、地面がぐらついて落ち着かないのに、不安を煽らぬようにしたいものだと、中央構造線の東端付近の住民(関東の埼玉県)は、明日は我が身と肝に銘じたい。
 さて、 揺れるからブランコ、というわけでもないが、ノブちゃんはブランコ好きになっている。ただ、まだ揺らしてサーフィン乗りするような芸当はない。今後に期待したい。

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