上昇飛行を習得

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ブランコ好き
 
 日中はカゴに移したが、特に問題なく、隣りカゴのフィン・ジョーの様子を観察しながら過ごしていた。そして、夕方になると、眠たそうだったので、フゴに入れ育雛箱へ。それでも、夜の放鳥時には、自ら頭上休憩所へ飛んで行き、ブランコに悠々と乗っていた。ただ、自分でテーブル上に降りることが出来ず、飼い主の送迎が必要だ。
 テーブル上では、まだ食べられないものの、いろいろとつついたりかじったりしている。物覚えが早そうなので、ひとりエサも早いのだろうなぁ・・・。
 
 ひとりエサの「トレーニング」については、かなり誤解がはびこっていて、その多くは、多数飼育と一羽飼育を混同している点にあると思える。兄弟姉妹など団体で一緒に成長すれば、給餌間隔が長くなれば、お互いに見よう見まねで早々に食べられるようになるが、1羽で育ち、しかも飼い主が留守がちだったり、的はずれなアドバイスに毒され放置したりすると、誰の真似も出来ず、空腹を消極的な対応で克服しようとしてしまう。つまり、じっとしてなるべく動かずにエネルギーの消費を避け、ひたすら静かに給餌を待つのである。結果、給餌への依存は高まり、ひとりエサは大幅に遅れることになってしまう。
 必要なのは、自分で食べる機会を与えることと、食べ物を食べ物と認識させる学習である。つまりは、飛べるようになったら、昼間は、食べたり飲んだり出来る場所へ移し、時々、飼い主が一緒になって遊びつつ、エサを給餌器でつついたり、水を指で弾いたり、させれば良いだけかと思う。簡単なことを、わざわざ難しくすることもない。
 
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