だいぶ温かそうになってきたノブ
いまだかつて、小鳥屋のオヤジなりおばちゃんと、そりが合うと感じたことがあっただろうか?・・・う~む、たんに売り「物」を購入するだけなので、売る側の性格など考えたこともないような気がする。
確かに、家庭での飼育をほとんど理解出来ないにも関わらず、見当はずれなプロ意識で、何やら、能書きを語ってくれた人もいたかもしれないが、それはご愛嬌だ。この「ご愛嬌」をきつく表現するなら、別世界の人の寝言に過ぎないので、まともに聞いたことがない。
なお、私は、よく「トリキチ」と表現するが、差別的な意味で使用している自覚はない。文鳥だけが好きで、手乗りにしてその行動を楽しみたい者とは違い、昔々からの好事家、つまりは、コレクター傾向が強く、いろいろな種類や品種を自分のものとして身近に置いて、そのバリエーションの豊富なことを、同好の者に誇りたい、もしくは、何らかの品種の特定の形質に着目し、同好の者と競い合いたい、タイプの鳥好きに対しての表現だと思っている。昔は、それが主流で、「キチ」はキチガイとすると、今現在はよろしくない表現になってしまうが、現代語に置き換えれば「マニア」の意味に過ぎない。現在は、鳥マニアの内容も多様化しているので、
オーソドックスなタイプは、まあ、昔から使用されているので、「トリキチ」が(何となくわかる人にとっては)使い易いかと思う。
こうした『違い』について、昔、書き散らしたことがあった(文鳥問題)。小鳥が好きなら、皆同じ感覚、と信じると、現実はかなり乖離しているので、対立してしまうことにもなるが、初めから違うと思っていれば、気にならないことが多いと思っている。
さらに、『違い』を認識せず、プロとアマチュア、などと信じて、「プロ」の飼育方法に学ぼうとすれば、それは大きな間違いにつながる。そもそもの目的意識が異なるのである。例えば、人の親が自分の子供を育てた時、何を以て「プロ」と言えるだろうか?そもそも、プロな親とアマチュアな親、などとどのように差別できるものだろうか?1羽飼育をしているアマチュアが、だんだん学んで、多数飼育をしてブリーダー化すればプロであろうか?1羽飼育なら、1羽飼育の「プロ」、自分の文鳥に関しては、誰よりも権威者、それが目指すべきもので、それが当たり前だと思う。
それはさておき、ノブちゃんは、今日20gに達した。病気の気配は無く、実に順調だ。周囲にも興味を持ち始め、首を伸ばして歩くようにもなった。・・・やはり、育雛は楽しい。
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