背眠は当たり前でも

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背眠するアト氏
 
 文鳥にとって、クチバシを背中の羽毛にうずめて眠る背眠姿勢は、ごく普通の寝姿である。まれに、説明不十分な「アドバイス」によるものか、背眠=病気、と勘違いしている飼育初心者を見かけるが、それは、人間が病気の際に布団をかぶって眠るので、布団をかけて眠れば病気だ、と言うのに等しい。
 当然ながら、体調を崩している文鳥が、ずっと背眠していれば、それは重篤と見なさねばならない。それは、病人がずっと眠っていなければならない、つまり起居が不自由なほどに、体力が低下している状態に他ならないのである。
 ・・・アト氏については、(顔色だけは良いのだが)覚悟すべきだろう。
 
 一方、若く体力を持て余す アリィは、近頃も、さまざまにチャレンジしている。他の文鳥たちの行動を真似ようとし、床に降りようと葛藤中だ。何しろ、平面での行動がわからず、テーブルに降りるのも散々逡巡していたくらいなので、「地べた」は本能的に危険を感じるのだろうと思う。
 しかし、床を徘徊する悪癖が身につくのも時間の問題だろう。若い頭は柔軟で良いな。 
 
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