文鳥ごころは難しい

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午前のアト氏
 
 アト氏は、昼間、↑のような状態か、ツボ巣の上で眠っている。それが、夕方になると、ツボ巣の中に入り、迎えに行った飼い主に対し、↓のような態度で、ツボ巣の奥に入って抵抗姿勢を示し、数分後に、ようやくそれが迎えだと気づいて、ツボ巣の縁に出てきて指に乗り、放鳥部屋の上方隅にある止まり木(自然木の枝)まで送られると、しばらくそこで眠ってから、ツボ巣に移って、身を乗り出すような姿勢で熟睡している。そして、放鳥時間の終了時には、迎えに行った飼い主の指に移って、カゴへ送迎され、ツボ巣の上に止まって、しばらくしてから、ツボ巣の中に潜り込むようだ。
 上の行動パターンが、ここ数日続き、ツボ巣の中だの上だの枝だの、いちいちその通りでなければ、指から降りない。実にその態度は頑固だが、視線はボンヤリし、脚元は定まらず、 弱々しくなるばかりだ。
 文鳥ごころは難しいものだが、生きる気力を失った認知症状の文鳥となると、もはや心が変形してきているので、理解は不可能と痛感させられる。それでも、どうして欲しいのか、どうするのがベターなのか、悩ましいことだ。
 
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